生ごみを夏にベランダに置いても大丈夫?生ごみの臭い対策について

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食事の準備をするときに、当たり前のように生ゴミがでます。

とくに夏場だと生ゴミは臭いがでるため、
部屋の中においておくことに抵抗を感じますよね。

また常にベランダにゴミを置いている方もいると思いますが、
ニオイを嗅ぎつけてコバエなどがやってき、
賃貸の場合では隣人トラブルになりえます。

ただし、家の中に置くには場所がないから、
ベランダに置くときの注意点やポイントをご紹介していきます。

特に賃貸マンションの方は特に必見です。

生ごみを夏ベランダに置くときの注意点とは?賃貸ならこれに気をつけよう

夏場のベランダに生ゴミを置く場合にはさまざまなことに注意をしなければなりません。

周りに配慮をする必要があり、それは住居する上での義務なので
しっかりポイントを押さえてトラブルにならないように気を付けましょう。

1. 異臭

生ゴミは臭いがでやすく、夏場は腐ることもあります。

水気のあるものや元からニオイが強いモノなどはとくに注意が必要です。

こういった料理からでた生ゴミは水気をしっかりとらずに
そのまま袋に閉まって捨てている人がほとんどです。

それが異臭を増殖させる原因なため、
新聞紙にくるみ水気をしっかりとってからゴミ袋に入れましょう。

また、ゴミを置く場所の近くに消臭剤を置くとよりいいです。

コーヒーなどがお好きな人はコーヒーの出がらしを乾燥させてから
生ゴミに振りかけるだけでも効果的です。

コーヒーの出がらしは消臭効果もあるので、おすすめです。

2. 虫や鳥の発生

生ごみの問題はニオイだけでなく、
害虫や鳥の糞などの被害にも気を付けなければなりません。

夏場などの気温や梅雨時期の湿度が高い時期は、
少し放置しただけでも虫が発生することも多いので注意が必要です。

3. 隣人トラブル

最初に話した異臭・虫や鳥の発生などにより
隣人トラブルにつながる可能性もあります。

最悪な場合は、犯罪にまでなる事もあるので注意が必要です。

トラブルを避けるためにも、こういったニオイや虫にははじめから対処しときましょう。

また、ベランダに置く場合にはただ置いていると
見た目が汚いなど不快に思う人がいるため、
人の目に付かないところに置くなど少し工夫をしましょう。

基本的には、近隣の迷惑のため住居時の契約でベランダに
ゴミなどを置くのはいけないことになっていますが、
生活していく上でやむを得ない場合もあります。

夏の生ごみのにおいが気になる!においを発生させない対策3つ!

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1. 生ごみのニオイにはお菓子の袋

ニオイ漏れを防止するために一番大事なのが密閉です。

しかし、普通のポリ袋は普段から使用しているとわかるようにしっかり口元を縛っていてもニオイが漏れている経験はありませんか?

ポリ袋では空気の透過率が高くどうしてもニオイが漏れやすくなります。

そんなときにおすすめなのがお菓子の袋です。

お菓子の袋は空気の透過率は非常に低く、1000分の1とも言われています。

実際に使用する場合は、ポリ袋にゴミを入れて、
さらにそれをお菓子の袋に入れるように二重にするとニオイが全然漏れません。

大きめのお菓子を用意しとくといいでしょう。

ただし、この方法は注意点が一点だけあります。

それはゴミ回収日にはお菓子袋から生ゴミを入れた
ポリ袋だけを出して捨てるようにしてください。

お菓子の袋はプラスリック製用包装なため、資源ごみになります。

2. 水分をしっかり切る

生ゴミを捨てる際のポイントにはしっかり水を切ることです。

水気を絞るだけでも効果があります。

臭い生ごみの袋の底に水が浸っているのを見たことがあると思いますが、あれがニオイの原因です。

追加でおすすめなのが、水気を切る際には、新聞紙を使用するとより水分を吸収します。

新聞紙でくるむとゴミの水分を吸収し、
また微生物の増殖を防ぐ作用があります。

3. 蓋つきゴミ箱

ゴミ袋をただ捨てるよりも、蓋つきゴミ箱を使用することも有効です。

実際に部屋に置けない場合に外に置くことになりますが、
外にただ置いて隣人トラブルになるのを避けるためにも
ゴミ箱があることでニオイだけでなく虫を引き寄せることもなくなります。

また、心配な場合は虫よけ剤や脱臭剤などを取り付けておくとさらに効果的です。

長期不在になってしまった場合に生ごみの処理はどうすればいいのか?

旅行や帰省で数日開けるとき、生ゴミを捨てたくても
捨てられない状況があった場合に1~2日程度であれば
お菓子袋などで代用ができるが、それ以上になるとカバーしきれません。

そんな場合は、冷蔵庫に保存することをおすすめします。

ゴミを冷蔵庫に入れることに抵抗がある人もいますが、
雑菌繁殖の大敵である水と空気を完全にシャットアウトできるのでとても効果的です。

もし抵抗がある場合は100均などの蓋がついている容器に入れると心配は軽減できます。

生ゴミのにおいを抑えるためにこまめに処理しよう!

日常生活で生ゴミが出てきます。

もし長期不在の予定が先にわかっているのであれば、最後のゴミ回収日から出発日まで、できるだけ生ゴミの出ないメニューで過ごすなど工夫すると無駄な作業も削減できます。

そして、ニオイや虫の発生を防ぐには、生ごみは放置せずすぐに捨て、キッチンなど身の回りを清潔に保つということが一番の対策になります。