綺麗な家、スッキリした部屋に住みたい。
なのに、自分の部屋を見れば、服や靴、カバンがクローゼットに収まらずにあふれかえっている……。
いざ断捨離しようとした時、いつか使うかもしれない、と思いなかなか捨てられずにいるあなた。
捨てるのはもったいない、と思ったり、フリマアプリでは売れるかもと思い物を捨てられなかったり、という経験をしたこともあるのではないでしょうか。
ここでは、断捨離をしたいのに、売れるかもと思い物を捨てられない人や、断捨離する時の、売るか捨てるかの基準、売るか、捨てるかどちらがいいか、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。
断捨離をする時の売るか捨てるかの判断基準とは?
断捨離をしようと思った時に、売るか捨てるか悩む人も多いと思います。
これも売れそう、これはいくらになるのかそんなことを考え断捨離できず、逆にものを減らしていくどころか、増えて見えることもありますよね。
これから断捨離をする時、売るべきか? 捨てるべきか? 判断する基準をご紹介していきます。
捨てるもの
1. 汚れているもの。
汚れていると売っても大した価値にはなりません。
何年も着たり、使ったりしていると汚れたり、シワシワになってしまうのは当たり前。
汚れているものはすぐに捨てましょう。
2. ブランド物ではない
ブランド物だと高値で売れますが、ブランド物ではないと高く売れず、手間暇だけがかかってしまうので、諦めて処分することをおすすめします。
3. 昔流行った物
昔流行ったダメージジーンズなど、昔流行ったものはなるべく処分しましょう。今の時代にあっている物を売るようにしてください。
売るもの
1. ブランド品
ブランド物は今でも人気があります。
定価で買うと高いブランド物も中古だと欲しいという人はたくさんいます。ブランド物のカバンや靴は捨てずに売ってしまうことをおすすめします。
高値で売れることもあるかもしれません。
2. レア物
判断が難しいですが、この世に出回ったものが少ないものは価値が高いです。
自分に価値はわからなくても、昔流行ったアニメのグッズなど、好きな人には高い価値がありますので、一度相場を調べてみるのもいいでしょう。
3. 人気な物
今でも人気がある物は高値で売れる可能性があります。
例えば、漫画本やゲームグッズです。
好きな人にとって好きなものを定価より安く買えることは嬉しいことです。
また、買い取りしてくれるところも多く、売るための手段も多くあります。
漫画やゲームなどは、思いきってまとめて売ってしまうと、お金も戻ってきますし、部屋もスッキリします。
売るより捨てるほうがいい?それぞれのメリット・デメリットについて
売った方がお金になるかもしれないけれど、色々手続きが大変ですし、手間がかかります。
しかし、少しでもお金が欲しいし、ただ捨てるよりも少しでも売ってお金に変えられたら……とも思いますよね。
売るのか、捨てるのか。どちらにもメリットとデメリットがあります。
そこでこれから、売った場合、捨てた場合のメリットとデメリットを紹介していきます。
売った時のメリット
1. お金になる
物を売ればお金になります。ただ捨てればゴミになる物も、売れれば自分のお金になるなんて嬉しいですよね。
たくさん売れれば売れるほどお金が戻ってきますし、捨てるよりも得をした気分になれます。
一番のメリットです。
2 .人が喜ぶ
自分にとっては不要な物でも、売ることによって買う人は喜びます。
世の中にはたくさんの人がいるので、自分にいらない物でも欲しいと思った人の手元に届けば嬉しいですよね。
モノというのは人によって価値が違いますので、自分にとっていらないものでも、別の人にとっては貴重なものとしてうつるかもしれません。
売る時のデメリット
1. 手続きが大変
売るための手続きをするのは大変です。出品したり、送ったりしないといけません。
フリマアプリを利用するにしろ、持ち込みで買い取ってもらうにしろ、郵送したり準備をしたりで、おっくうになりがち。
捨てるよりもずっと手間がかかり、そのたびに手が止まってしまいます。
2.なかなか物が片付かない
"売る"という選択肢があると、何かを捨てるかどうか悩むたび、「これは売れるかも?」と取っておくことが増えてしまいます。
断捨離して部屋をスッキリさせるはずが、いつの間にか"売れるかもしれないもの"が散乱し、前よりもごちゃごちゃした状態に。
売ると決めてもすぐにものを減らせるわけではなく、つい忙しさにかまけて手続きを後回しに。
気がつけば、「売れるかもしれないから取っておくもの」は、またしても押し入れの奥深くにしまわれることに……
……なんてことになりがちですので、売るとしても、売るものは最低限に。
売ると決めたら、その場で手続きをすませてしまう! というのがオススメです。
捨てる時のメリット
1. 判断に迷わなくてすむ
「売る」「売らない」という選択肢を捨ててしまえば、いらないモノを見つけたとき、いちいち悩まなくて済みます。
いらないもの、心がときめかないものは、すぐ「捨てるごみ袋」に入れればすむからです。
その結果、片付けのスピードがあがり、断捨離もどんどん進んでいきます。
そもそも、断捨離とは「これは自分にとって必要なものか?」「心がときめくか?」という判断の連続ですから、それ以上に判断しなければならないことを増やさないほうがいいでしょう。
2. 手間がかからない
売ったり、人にあげたりする手間を考えれば、圧倒的に時間が短縮できます。
あまりに量が多いようならば、廃品回収に来てもらってまとめて一気に捨てるのも手。
断捨離はエネルギーを使いますので、省ける手間は省いてしまいましょう。
捨てる時のデメリット
1. 罪悪感を感じる
「ものがなかなか捨てられない」という人の中には、ものを捨てることに罪悪感を持っている場合があります。
「せっかくもらったのに……」「まだ使えるのに……」と手が止まってしまうことも。
本当にそれは自分にとって必要なものなのか?
例えば、それを元々持っていなかったとして、今、お金を出して買うだろうか?というふうに考えてみてください。
2. 一時的に部屋がゴミ袋がいっぱいになる。
いらないなと思ったらゴミ袋に入れますよね。私も服を捨てた時ゴミ袋5袋ぐらいになった時がありました。
捨ててしまえば気持ちが良いので、なるべく小さく畳んだり、折ったりして袋に入れて捨てるようにしてください。
売るか捨てるかは自分次第!
断捨離をして、売るときと、捨てる時のメリットデメリットを紹介しました。
自分に合うのはどっちなのか。
どんどん断捨離を進めてすっきりした暮らしを手に入れたいのか?
それとも少しでもお金が欲しいのか? と自分に問いかけてみてください。
どちらがいいとか、悪いとかはありません。
「自分にとって必要なものを見つける」ということが、大切です。
あなたの大切なものが見つかりますように、応援しています。