中国が火星着陸したというニュースは知っていますか?
宇宙に行くというだけでもすごいのに、火星に着陸したということで、世界中で話題になっています。宇宙や火星についてまだまだ知られていないことは多くあります。
今回の火星着陸のニュースで、宇宙についてや、火星について興味を持った方もいるでしょう。もっと知りたいと思った方も多いでしょう。火星とはどんなところなのか気になりますよね。
ここでは、火星に着陸したのは本当なのか、着陸成功したのはいつなのか、着陸成功した天問1号とは何なのか、火星とはどんな星なのかなどについてご紹介していきます。
中国が火星着陸成功した天問1号とは?
中国が火星着陸したのは、天問1号だと発表しました。そもそも天問1号とはどういうのなのか知っていますか。火星着陸に初めて成功した国はどこなのか。
宇宙や火星について、私もわからないことがたくさんありました。しかし、調べていくうちにわかったことをお伝えしていきます。
天問1号について
1.そもそもなにか?
火星探査機の名称です。私はロケットの名前だと思っていました。しかし、火星探査をする時に使用する探査機の名称だそうです。
2.読み方
ティエンウェンいちごうです。難しい名前ですよね。中国らしいなと思いました。しかし読めたら格好良いので、ぜひ覚えておいてくださいね。
3.打ち上げ日時
2020年7月23日午後12時41分15秒です。去年の7月のことです。打ち上げたことを私は知りませんでした。
4.軌道投入日
2021年2月10日19時52分 です。
そもそも、軌道とはわかりますか。私はわからなくて調べました。
ある物体が重力などの向心力の影響を受けて他の物体の周囲を運動する経路を指すことです。
少し難しいのですが、簡単にいうと、天体が運行する道筋のことを指します。
5.軟着陸日
2021年5月14日23時18分 です。
軟着陸とは、宇宙船が天体へ、速度をゆるめ、衝撃をやわらげながら、着陸することです。
簡単に言うと、火星に到着した日ということになります。
6.火星着陸に初めて成功した国は?
ソビエト連邦です。
1973年にソビエト連邦が打ち上げたマルス3号の探査機が初めてです。
しかし着陸後すぐに信号が途絶えてしまったそうです。着陸したのに、信号が途絶えてしまって残念ですよね。
しかし、今から約40年前に探査機が火星に着陸していたと思うとすごいです。
40年経ってもまだまだ火星は未知の世界。宇宙は本当に不思議ですね。
ちなみにアメリカも火星着陸に成功しています。日本は残念ながらまだ成功していません。
火星ってどんな星?着陸成功の何がすごい?
火星とはどんな星なのか気になりますよね。
地球に似ているとよく聞くけれど、人間は住めるのか。
そもそも、40年前に火星に探査機は着陸しているのに、着陸成功のなにがすごいのか調べてみました。
火星について
1. どこの位置にある?
火星は地球の隣にある惑星です。
太陽に近い方から4番目にある星です。これは有名なので、どこの位置にあるかは知っている方も多いでしょう。
地球の隣にあると言っても、7500万kn離れています。宇宙船でいくには半年かかります。
車で30年です。なんと歩くと1000年かかると言われています。すごいですよね。
惑星同士はかなり離れていることがわかりますね。
2.気温
火星の気温は、平均マイナス43度です。マイナスですよ。寒すぎる。
最低気温はマイナス140度で、最高気温は20度まであがるそうです。
気温が低いのは大気が薄いからです。
昔は火星も地球のように大気に覆われ、水が存在していました。しかし、今は水がないため、生物がいるのかは極めて低いです。
火星着陸について
1. どうしてすごいの?
火星は着陸が難しいです。
ソ連とアメリカに続き火星着陸成功は世界で三カ国目です。
火星は大気が薄いので、パラシュートだけでは減速できません。
ロケット噴射の力も併用して着陸する必要があります。
2.今回中国がしたこと
- 火星を回る軌道に探査機を投入した
- 火星に着陸した
- 探査車で地表を走らせた
なんと、3つのミッションに一気に挑み成功することができました。
世界中で話題になっています。日本でもまだ火星着陸に成功していません。
それなのに、探査車で地表を走らせることまで成功した中国はすごいですね。
日本にも頑張って欲しいです。
3.なにが難しい?
火星とは通信に片道10分以上かかるのです。
火星と地球の距離については先ほどお伝えしました。すごく遠いですよね。
トラブルが起きても地球からの支援が届いたころには、探査機は激突する可能性もあるのです。
あとは、先ほどもお伝えしたように、大気が薄いので、着陸すること自体すごく難しいです。
それなのに今回中国は3つのミッションを成功させることができました。素晴らしいですね。
中国の火星着陸や火星についてまとめ
天問1号や、火星着陸の難しさなどについてご紹介していきました。
宇宙は奥深く、まだまだ謎に包まれています。
今回の着陸成功で、また一歩不思議の解明に近づけるかもしれません。
今後もぜひ注目していきたいところですね!