梅雨や台風など大雨が降っている時にいくら傘をさしていても、
横薙ぎの雨にあたれば靴は濡れてしまうものです。
距離があるほど、長く歩いていくうちに靴下までしみ込んでくることもあるでしょう。
しかし、次の日も履きたいけど、どう乾かせばいいのか困っていることが多々あると思います。
そんな時に、新聞紙の代わりになる物や早く乾かす方法を紹介していきます。
濡れた靴を乾かしたいけど…新聞紙がない場合に代わりになるもの2つ
最近では、電子書籍化が進みニュースや情報などが
紙を使用せずに利用できる社会になっているため、
新聞を取っていない家族が多く見受けられます。
これまで、濡れた靴を乾かす場合に新聞紙を靴の中につめて乾かすのが主流でしたが、
新聞紙がない場合はどうすればいいのか迷いますよね。
そこで、新聞紙の代わりになるものを紹介していきます。
1. キッチンペーパー
新聞紙がないときはキッチンペーパーで代用することも可能です。
新聞紙と同様にキッチンペーパーも吸収性に優れているので、
靴を乾かすのに効果があります。
靴に詰めたキッチンペーパーが湿ってきたら、
すぐに新しいものとこまめに取り換えていきましょう。
2. ペットボトル
ブーツに限った話になりますが、靴が倒れている状況だと乾く物も乾きません。
そんな時に活躍するのが、ペットボトルです。
ペットボトルをブーツの中に入れて支えにすると、
通気性が確保できるので乾きやすくなります。
しかし、そのペットボトルを入れる前にキッチンペーパーをぐしゃぐしゃに入れて、つめとくとよりいいでしょう。
特に、靴で最も乾きにくい部分がつま先なので、
つま先を入念につめとくとより通気性が上がり乾きやすくなります。
ペットボトルは900mlや1Lくらいの大きさを使ってもいいでしょう。
そして、ペットボトルを入れたら、あとは置きっぱなしで大丈夫です。
置く場所は風通しの良い場所に置くとよりいいでしょう。
濡れた靴を早く乾かす方法には?朝までに乾かす方法3つ!
濡れた靴を次の日に履きたいため、
朝までに乾かしたいときにおうちにあるものを活用して、
工夫すべきおすすめの方法を紹介します。
1. ドライヤーで温める
靴を干す前に一旦一度ドライヤーの温風をあてて、靴のなかを温めると乾きが早くなります。
ただし、ドライヤーで完全に乾かすにはかなり時間がかかります。
そこで、新聞紙やキッチンペーパーなど中から水分を吸収させることで
内からと外からにアプローチをかけることが大事です。
また、革素材などデリケートな素材が使われているものには向きませんが、
運動靴やスニーカーなどであればこれだけでぐっと乾きやすくなります。
2. ヒーターの熱で乾かす
靴の水没に季節限定はなく、梅雨では毎日の降雨、夏では台風、
冬では積雪など靴が濡れてしまうきっかけはたくさんあります。
冬場の水没には、赤外線ヒーターの前に置いて乾かすという方法もあります。
ただし、ヒーターでは注意点があり、近くに置きすぎないしましょう。
ヒーターから30cm程度ほど離れた場所に置くことをおすすめします。
もし近すぎてしまうと高温で熱の一部が溶けたり、
型が崩れたりしてしまったりする可能性があります。
特に熱に弱い靴はやめときましょう。
また、出かけたり、就寝するなど目を離してしまう場合は、
ヒーターのスイッチは必ず切りましょう。
発火の可能性があり、火事を起こしてしまうので安全が第一です。
3. フックなどで空中に干す
大きめのS字フックやハンガーの両端を折り曲げて
S字を作るなどして濡れた靴を空中に干すと風がよくあたって早く乾きます。
左右両端に片脚ずつ靴をひっかけましょう。
また、一緒に使用するとよいのが、扇風機です。
フックなどで空中に干した場合に、そよ風程度でも十分なので、弱運転で風を当てましょう。常に新鮮な空気に当たるのでより乾燥が早くなります。
また、ヒーターと違う面が、置きっぱなしで乾かすことができることです。
ヒーターを使用する場合では、起きている間に作業を行わなくちゃいけないので、
就寝する時間がなくなってしまうため、寝ている間に
乾いて朝起きたら履ける状態になっている方が気持ちがいいはずです。
そんなときこそ、扇風機です。
夏場の場合で扇風機は必需品であるため、使用しない場面はないと思います。
また、部屋を涼しくするついでにもできるので電気代も浮きます。
最近では扇風機の機能に暖房機能が追加されているので、
冬場でも寝ている最中に乾かす方法が欲しい人では、
この機能を使用することで乾かすことができたりします。
この場合では、火災の危険性がないので安心して就寝できますね。
靴を乾かしたいなら靴の置き場もチェック!風通しをよくしよう
さまざまな靴の乾かし方を紹介してきましたが、靴の置き場にも注目してみましょう。
大抵は玄関に置いて乾かしている方をよく見かけますが、玄関先は湿気が多く、風が通らない環境であるケースがあるため、部屋の中で空気循環できる場所や、風通しの良い場所などを選んで乾燥させるとより良い効果が発揮されるはずです。
ただし、乾かした靴も何日も連続して履くとキツイニオイがする可能性があるため、何度か使用した際にはしっかり洗濯をすることをおすすめします。